ThinkPad X1 Yoga(2017)の長所・短所
(筐体カラバリは黒・銀です)
【この機種の立ち位置】
◎ディスプレイ180°以上開くと全てのキー凸沈下する「完全な4スタイルPC」
◎大画面モバイルとしても驚異のバランス
(14型で1.4kg前後。閉じて約17ミリと薄型なのに米軍規格の頑丈設計)
◎選べるディスプレイは全て低反射処理を謳い(実際は半光沢~光沢)、
①サムネイル綺麗で多用途に使えるWQHD(縦1,440px)IPS←お勧め!
②動画が綺麗なWQHD有機EL(OLED。逆に事務作業中心だと焼き付き心配)
③安さがウリのFHD(縦1,080px) IPS(ほぼ光沢)
◎筆圧を検知するワコム製ペン付属
(紙に近い擦れ具合を実現したペン先。ペン充電も本体への収納で完了)
◎LTE選択可(Micro SIM)
◎全モデル10時間を遥かに超えるバッテリ持ち
(JEITA 2.0。65Wアダプタ選べば1時間で0⇒80%まで急速充電可)
◎USB端子はフルサイズ3.0×3+Thunderbolt 3×2と異常なまでの充実ぶり
(ただしThunderboltは充電端子兼用)
【その他、特徴】
〇ThinkPad共通だがキータッチやポインタ操作にも優れる
(ただし、以下に残念なお知らせも。。)
〇指紋センサーはタッチ式で認証がスムーズ
【短所・注意点】
△画面③のFHDはパネル供給が3ベンダ。明確な「ハズレ」有
少なくとも1社は異常に色域せまく、それが来る可能性あるFHDは
幾ら安くてもお勧め出来ません。
画面①のWQHD IPSは2ベンダですが差異は少なく表示品質も総じてマトモです。
△画面②の有機ELは勿論だが、それ以外も輝度270カンデラ仕様で野外は苦手
×画面②の有機ELはチラつきあって目が疲れる
(この時点でこの機種は、画面①のWQHD IPS一択)
×X1 Carbonや弟分のYoga 370と違ってトラックポイント用3ボタンが平面的
(感触だけじゃ3ボタン判別が付き難い)
△排熱に余裕ある訳じゃないのでCore i7構成はお勧めしない
i7だと低負荷でも比較的、冷却ファン回りますし
高負荷では底面が45℃近くなる事もあります。
Core i5構成はメモリ8GB固定ですが外付モニタ使わなきゃ充分ですし、
高負荷でもファン静かで発熱も薄型モバイルの標準レベルには収まります。
(i5ならパームレストは常時、体温以下)
△SDスロットがMicro
(Yoga 370と違い、カバー付なので刺しっぱなし向け)
△日本国内で使うWWANならEM7430一択
(じゃないとバンド19に非対応)
△現行WiGigドックは騒音が大きく感じるかも