ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionの長所・短所
【ご注意】
2024時点でハードウェア構成は選べませんが
X1 Carbon Gen 13にはUltra 5、IPS画面、別ストレージも
投入予定です。
【この機種の立ち位置】
①14型Think史上、最軽量の986グラム
天板がカーボン、底面がマグネシウムで
(底面がアルミだった先代ほどじゃないものの)剛性も充分です。
②応答性と省電力両立するインテルVプロセッサのハマリ役フラッグシップ
Core Ultra 7 258V搭載でCinebench R23は以下の通りです。
性能項目→ 動作モード↓ |
マルチコア (同時作業や編集用) |
・シングルコア・ (体感) |
---|---|---|
最適なパフォーマンス (37W⇒20W) |
10,100点※ | 1,910点 |
バランス (37W⇒12W) |
6,850点・ | 1,910点 |
※:バッテリ駆動時は8%減
開始電力やシングル同じですから、
軽作業の応答性はどちらのモードも違わんかと。
グラフィックは内蔵のArc 140Vですが
T14sのRadeon 880Mより25%も高速です。
③ストレージは1TBで、最新規格のPCIe 5.0
内蔵Wi-FiもインテルBE201なので、
CPUからストレージまでの駆動系は最速パーツ揃い踏みです。
(体感は速いですが詳細は後述)
④画面は鮮烈なOLED。ダークモードが苦にならない半光沢
200%表示も実用に足る2.8K(2,880×1,800px)、
スクロール滑らかな120Hz対応です(初期設定60Hz)。
色域はsRGBが100%、P3が99%、Adobeすら97%です。
最高輝度は410cdですが、
殆どのOLEDが光沢なのは透過率を稼ぐ為ですから
半光沢の当機には数字以上の発光能力あるハズです。
⑤スピーカーも、モバイル最高レベル
キーボードに置いた指が被る場所なのは残念ですが
音量は大きく、中高音は音質も良好です(2W×2)。
⑥ホームポジションでマウス操作できる「トラックポイント」
この凸から閉じた画面を守る、硬い天板だからこそ
ThinkPadの1kg切りは他社より価値があるのです。
マウス持ち歩いたり可動域確保したりのノートとは
心の軽さまで違ってきます。
⑦バッテリ持ちはWEB閲覧で11時間
輝度150cd+60Hz設定での当サイト計測です。
OLEDは白が電気食うので、ブラウザでダークモード使えば
輝度最大+120Hzでも同じくらい持ちます。(容量57Wh)
⑧外部モニタ60Hz出力はHDMIから4K、Thunderbolt×2から8K可
【その他、特徴】
○ディスプレイ180°開け、どの角度も揺れ難く、普段開きは指一本
○安ジャケットの細かい羽を吸わない防塵仕様
○マイクは360°集音
○USBはフルサイズとThunderbolt 4が2つずつ
○1時間で0⇒80%まで急速充電可
底面を開くにはセキュリティ解除いりますが、
作業はネジ4本と緩い爪だけで開け易く、
Gen 13からはバッテリパックも取り寄せ可能となりました。
【短所・注意点】
『この機種を売りたい提灯ライターが
隠しておきたい8のこと』(←note.comへ)
にまとめました(「後述」含む)。お読みになっても
・上記レーダーチャート納得できない方
・T14sとどっち買うべきか決断できない方
・目新しい情報なかった方
へは24時間、返金を受け付けます。