DELL Inspiron 27 7775の長所・短所

【この機種の立ち位置】

画面裏に駆動パーツ格納する一体式PC(27型)

無線11acにまで対応なのでケーブルは電源1本から使えます。
(ただしACアダプタがちとデカい)
無線の日本語キーボードとマウスも付属します。

2画面でも境目なく使える狭額縁デザインですし、
HDMIは入力まであるので他PCの外付モニタにもなれます

画面は多用途に使える非光沢IPS。4Kも選べる

4Kも27型ともなると、校正作業以外なら100%表示で読める人が殆どでしょう。
机に置いた画面の全エリア使うなら、目の移動距離の関係で、
27型辺りは目の疲れない上限とも言えます。

この機種の4Kは色再現性にも優れ、非光沢ながら黒の締りも良好です。
輝度さげてチラつかないので目も疲れ難いです。

ただし応答速度は景色みるのが精々で、スポーツ観戦には不向きです。
まぁ倍速駆動ついてる4Kテレビにこの機種ほど低反射は現状、ありませんし
4Kってのは視界の広さ味わう規格なので、とりあえずの基本は押さえてます。

◎並列処理でCore i7-7700圧倒するRyzen 7選択可

応答性(SSD)とデータ容量・書き込み耐性(HDD)も両立可
(デュアル・ストレージ。下記①と②が該当)

ラインナップは上位から

①:4K液晶+Ryzen 7+Radeon RX580(VR対応)+メモリ16GB+SSD 256GB
②:①の、RX560(VR非対応)+メモリ8GB+SSD 128GB版←コスパ抜群!
③:②の、フルHD液晶+Ryzen 5+SSD無し
(①~③全てHDD 1TB搭載)

となってます。 背面カバーは簡単に外せ、
デルは保守マニュアルあるのでメモリやストレージ交換が容易ですし、
XPSノートと違って冷却ファン清掃が簡単に出来る所もお勧めポイントです。

しかし③のフルHDで良いのなら、先程の目の移動距離の関係で
23.8型の富士通FH辺りのがコスパまで含めて無難でしょう。

【その他、特徴】

〇サブウーファーまで搭載するスピーカー

【短所・注意点】

×DVDドライブ非搭載

△USB数は問題なく3.1 Type-CもあるがThunderbolt 3には非対応
(なので3Dゲームやるなら上記①一択)

△Ryzen+Radeonはクリエイティブ用途の即戦力として不安

動画鑑賞やカット編集には高性能なこの組み合わせは打って付けですが、
職業レベルで安定稼働が期待できるまでには多少の年月を要します。

私の顧客にはプロのクリエイターさんも多い訳ですが、皆さん
安定性・継続性(排熱)・保守性・拡張性なども重要視しますから
省スペースPCだと今の所、ThinkPad P7x(インテル4コア+Quadro+Thunderbolt 3×2)
位しか、危なくてお勧め出来ません。

△排気口が画面上なので埃が入り易い
(一体式PCや排気口ついてるタブレット共通の問題だが)

△モニタアーム使いたい人には、そもそも重量ある一体式は不向き

という事でInspiron 27 7000もVESA対応じゃありません。
始めからモニタ外付で良いのなら、PC本体はコチラの鉄板タワー
のカスタマイズ価格みて、それより静音性・耐久性で劣る他社の
価格が妥当か比較検討するのも1つの方法です。

と、ココまでこの記事よんでInspiron 27 7000諦められない人なら
買って裏切られる事も少ないと思いますので、記事最後に
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New_Inspiron27_7000_7775(2017/6/13発売)