Panasonic レッツノート SVの長所・短所

(カラー・コーディネートはPanasonicストアだけ!)

【この機種の立ち位置】

設置面積が最も小さい、フルパワーモバイルです。
選べる構成も豊富で、全体的に軽量です。具体的には、

◎四隅がA4判に余裕で収まる12.1型(横縦比16:10画面)

◎高負荷でもピークパワー持続。目立って熱い箇所も無し
(少なくともCore i5-8x50Uなら排熱は上手く行ってる)

LTE(nano SIM)や、直販ならブルーレイ内蔵まで選べる

◎直販なら応答性と書き換え耐性を両立する2ストレージ構成可
(SSD 128GB+HDD 1TB。ただし光学ドライブ内蔵とは排他)

◎直販なら本体0.919kg~。ブルーレイ内蔵でも1.034kg~
(最軽量構成はLTE無+光学無+HDD無+装着バッテリS)

【その他、特徴】

〇出先での作業に特化した、視認性に優れる画面

この機種だと殆どの人が
125%表示の設定(1,536×960px相当)で使うハズです。
コレだと15.6型フルHDの100%よか僅かに文字小さいですが
ドット増分だけ滑らか文字なので許容範囲かと。

非光沢ですし視野角もIPS並に広く、
ディスプレイ180°開きますから姿勢も選びません。

発色こそ控えめですがギラ粒なく目も疲れ難いです。

〇スクロールし易く、小さい画面が苦になり難い円形パッド

〇最軽量モデルでも13時間のバッテリ持ち
(JEITA 2.0。「バランス」設定のBBenchは、この7割前後です)

〇寿命を気にせず使える交換式バッテリ。バッテリ価格も良心的

〇12.1型レッツ初となる、ステレオ・スピーカー搭載
(音量は充分になったが、音質は700円の同社イヤホンに負ける)

〇HDMIから4K@60Hz出力可

〇USBはThunderbolt 3対応×1+フルサイズ3.0×3

【短所・注意点】

×厚さ2.45センチ。バッテリSでも下へ出っ張るので実際もっと厚い

ビジネス端子を省略できない宿命で厚みは仕方ない面ありますが、
頑丈さ薄さがThinkPadより控えめな分で軽量に特化してるのも
事実です。

 

機種↓特徴→ 画面 軽さ JEITA 薄さ 頑丈 動画編集 静音 防塵
レッツノートSV 12.1型 0.919kg 13h 2.45cm ※1 ×
ThinkPad X280 12.5型 1.13kg 15.4h 1.78cm ※2
ThinkPad X1C 14型 1.13kg 17.2h 1.595cm ※2

 

※1:満員電車を想定
※2:成人男性が誤って靴で乗っても壊れない天板

×冷却ファンは特にうるさい訳じゃないがアイドル時でも回ってるの判る

×「半角/全角」キーが「1」の右上なので他PC併用だとウザい

キーストローク2ミリでタッチが違和感ないだけに惜しいです。
12.1型レッツのこの配列は今に始まった事じゃないですが、
レッツも14型はこんな配列じゃないんですから
この辺も軽視してると言わざるを得ません。

ちなみに自分は
17.3型4K画面のThinkPad(最高傑作なPanasonic液晶)と
12.1型16:10のThinkPad(レッツSVと全く同じ画面サイズ)併用してますが、
後者が操作性で劣るって感じたこた無いですし、ついでに
前者の冷却ファンが軽作業で回る事も皆無です(風が出てこない)。

△画面の横サイズは、16:9画面の11.6型相当
(なので全画面動画の表示サイズもこの11.6型と同じ)

△幾ら「天下の」レッツでも、店頭下位モデルじゃ快適とは言い難い

店頭モデル全てにOffice付属ですが内蔵ストレージに保存する習慣だと
SSD 128GBのみモデルじゃ半年ごとWin Updateにも苦労しますし、
HDDのみモデルじゃ応答性・バッテリ持ち共にかなり悪化します。

世間にレッツノート悪く言う人は殆ど居ませんが、
満員電車とか我が国独特の使用パターンに最適化されてる
(直販最軽量モデルならThinkPad X1Cよりレッドブル1本分も軽い!)
って事であり、当然ながら落下・水濡れ対応のメーカー保証までを
含めた評価でしょう。
(物理的破損が殆ど無いThinkPadだと、延長保証にゃ入りませんw)

レッツノートの当該保証は
直販サイトでの購入PCしか付けられませんから、
著名人がカラー天板みせびらかすのも当然の帰結です。

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