HP 470 G7の長所・短所
(「法人向け」とありますが、普通に個人購入可)
後継モデルHP 470 G8が発売されました・・
・DVDドライブ廃止し本体約2.1kg、薄さ19.9mmへ
・液晶はFHDに統一
・Core i が11世代となりi3まで4コアに
・グラフィックがRadeonからCore i 内蔵へ
・購入後はメモリ変更不可に
・下位モデルがHDDのみからSSDのみへ
・有線LAN廃止(無線はRealTekのまま)
・SDカードスロット廃止
・USBはフルサイズが1つ減りType-C追加
・指紋センサー搭載へ
・ACアダプタが65W⇒45W
となってます。
【この機種の立ち位置】
①圧倒的視認性の17.3型非光沢画面ノート
②激安ノートとも比較し得る、リーズナブルな本体価格
③フルHDの方は広視野角IPSで発色も悪くない
(輝度300カンデラ仕様。拝見した個体でsRGB 90%)
④応答性を犠牲にせず、安価にデータ容量も両立可
(SSD 256GB+HDD 1TBのデユアルストレージ⇔フルHD構成)
⑤DVDドライブ内蔵
⑥専用メモリ2GBのRadeonグラフィック搭載
(世代が枯れてて邪魔にならん程度だが)
⑦サポートも同社「個人向け」よかマトモ(国内サポート)
ラインナップは全てWin 10 Proで上位から
・FHD液晶+i7+メモリ16GB+デユアルストレージ(12.6万)完売
・FHD液晶+i5+メモリ8GB(空1)+デユアルストレージ(10.4万)完売
・HD+液晶+i5+メモリ8GB(空1)+HDD 500GB(SSD無し)(販売停止中)
・HD+液晶+i3+メモリ8GB(空1)+HDD 500GB(SSD無し)(8.2万)7.5万
となってます(価格は投稿時直販)。
i7、i5とも4コアですが、そもそも
i7欲しい人に適した機種ではありません(後述)。
【その他、特徴】
〇使うと外付モニタや一体式PCと視界かわらんが、お部屋の移動くらい楽々
(本体2.5kg。バッテリは高耐久41Wh内蔵でJEITA 2.0最大6.7時間)
〇キーボードは日本語配列でストローク1.5ミリも無難
〇SDカードスロットは、デジカメと共有し易いフルサイズ
〇USBは全てフルサイズで3ポート(内、USB 3.1は2ポート)
【短所・注意点】
△HD+(1,600×900px)液晶は発色が薄い。大量導入の企業向け
FHDがG8となって値上がりしましたので、
大画面重視&ご自分でSSDへ交換できる人なら、
この在庫処分ご利用もアリかと。
△広大なパームレストには小さ過ぎるタッチパッド
×指紋センサー無し
×スタイル優先で排熱は底々。冷却ファンも筐体サイズ活かしてない
(動画編集、ゲーム、24時間稼働用にワザワザ選ぶ機種じゃない)
△プラスティック筐体ゆえ天板やパームレストは強く押せば たわむ
△パーツ交換で底面を外す際、前後ゴム脚の隠しネジに注意
××LANが有線、無線ともRealtek製
USB接続の無線子機お勧めです。
スマートに使えない機種をご紹介に踏み切った理由は
・据え置きメインなら致命的とも言い切れない
・安価な特大画面ノート自体が貴重
・デスクPC+無停電装置(UPS)組み合わせる事おもえば省スペース
などです。
私も17.3″ノートは2台使ってますが、
テンキー搭載によるホームポジションの偏りは
机に設置する時くらいしか意識したこた無いですね。
しかしコレがワンサイズ小さい15.6″になると、
キーボード面に余白なく見る角度は一気にキツくなります。
15.6″テンキー無しは高価な機種が殆どですし、
テンキー無し目当てで更にワンサイズ小さくしてくと
一般的には14″と、こりゃもうリアルモバイルな画面です。
なのでこの機種は
・家での常用に無理がない画面サイズ
・自然な姿勢でキー入力
・本体10万以内ノート
といった有り触れたニーズに応える数少ない解答なのです。