VAIO Z(2016)の長所・短所
(カラバリは真っ黒もあります)
【この機種の立ち位置】
◎薄さ15-16.8ミリの大画面モバイル(13.3型)
◎軽量のクラムシェル、変形できるフリップの2モデルから選べる
外寸同じですがクラムシェルは15%軽い1.17kgです。
ノートの使い勝手を犠牲にせず
タブレットやフォトフレーム状でも使えるのが、もう一方のフリップです
(1.35kg。360度ヒンジと違ってタブレット状でもキー凸が外側きません)。
◎薄型モバイル随一の体感性能(Irisグラフィック+NVMe対応SSD)
XPS 13搭載のCore i7-6560Uよりもプロセッサ、グラフィック共に高速です。
体感きめるストレージアクセス速度に至っては、薄型モバイルに並ぶ者なし!
(ランダムアクセスはベンチが従来比2倍以上。2016/2現在)
◎画像クッキリのWQHD(2,560×1,440px)選択可(クラムシェルはフルHDも可)
少なくともWQHD画面に関しては、
発色でsRGB色域をカバーし、コントラストも良好です。
クラムシェルは低反射液晶を採用し、
タッチパネル選べない代わりにWin7選べます。
(ただしWin7選択時は上記NVMe非対応なので要注意)
一方のフリップはタッチガラス目立たないダイレクトボンディング仕様で、
タッチペンが付属し筆圧まで検知します。
◎バッテリ持ちはクラムシェルで11.5時間、フリップで11時間
(共にWQHD、i7、Win10モデルのBBench「バランス」輝度中)
【その他、特徴】
○100人規模の会議室にも響き渡る高出力スピーカー
(フリップは背面に音量ボタン有)
○キーボードバックライト装備でキートップ塗装は耐摩耗
(ストロークは1.2ミリと浅いがグラ付すくないのが救い)
○タッチパッドは手の平に反応しないパームリジェクションを強化
○ACアダプタもコンパクトで軽く、給電用USBポート付
【短所・注意点】
×開いたディスプレイ角度の調整がシビア
バックライトの光の方向を絞る事で省電力になってる画面なので
特に上下方向は正面以外からだと暗く見えてしまいます。
(いずれもIPSパネルなので色変化してる訳じゃない)
特にフルHD版はパッと見、TNパネルのレッツノートSZにも見劣ります。
△フリップはタブレット状でメインヒンジ側が公称より厚くなる
△メモリは16GBまで選択できるが注文後は変更できない
△USB 3.0×2だがVAIO S11にはあるUSB 3.1/Thunderbolt 3等の先進ポート無し